佐久間正英×生田絵梨花

2014年1月16日、音楽プロデューサーである佐久間正英氏が亡くなった。

 
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(左から佐久間正英生田絵梨花)

彼は生田絵梨花父親と従兄弟どうしの関係である。つまりは親戚だ。

あるとき佐久間氏が乃木坂46の曲「君の名は希望」をいいねと褒めていたという。

これに対して生田は「いつか接点が持てるかもしれない、だから少しでも近づけるように自分を磨いていきたい」とブログで綴った。

これに佐久間氏も反応する。
「近々会えるといいな、一緒に音楽できるといいな」と。

 

これがきっかけで2人は「君の名は希望」をセッションすることになった。

2人はとても幸せだったことだろう。
親戚だった人と音楽を通じ、逢えたのだから。まさか共演できるとは夢にも思わなかったかもしれない。


佐久間氏がプロデューサーじゃなかったら…

生田が乃木坂46に入っていなかったら…

君の名は希望という曲がなかったら…

様々な偶然が重なって起こった奇跡だ。

 


しかしそんな佐久間氏は3年前に亡くなってしまった。
https://youtu.be/UqlRvWkPUJM

この動画は佐久間氏が亡くなるわずか1ヶ月前のレコーディングを元に作られたもので、生田がbackground vocalとしてメンバー入りしている。
佐久間氏は入院する病院からこのレコーディングのためにスタジオに入り演奏した。
共演する皆が「この作品が最後のレコーディングになるかもしれない」と覚悟を持って音を紡いだという。

 

共演できたのは一瞬だった。

それでも生田はこう話した。
「一緒に過ごした時間は短かったけれど、私の人生にとっては本当に大きなものです

佐久間さんはもういないけれど、思い出と作品はずっと生き続けます

残してもらった宝物を大切にして、忘れません

幸せでした」

後にヒャダイン前山田健一と共演したラジオでも生田は話していたのだが、佐久間氏の存在は音楽に対する想いを変えた人でもあったという。

今までは音符にとらわれてたり、ガチガチに緊張していたのが、共演したのを機に、音楽を自由に、そして楽しめるようになったという。
そんなきっかけとなった素晴らしい人だ。


佐久間正英氏はGLAYBOØWYの曲を手掛けたことでも有名な音楽プロデューサー。
奇しくも亡くなる寸前で生田絵梨花というという人間に目を掛けて、まさに彼女に“希望”を託したんだろう。

御冥福をお祈り致します。

──結──

素敵な漢字だと思う。
努力が実をむすぶ。縁をむすぶ。


大ヒット映画「君の名は。」にこんな一節がある。

 

「土地の氏神さまのことをな、古い言葉で産霊(むすび)って呼ぶんやさ。この言葉には、いくつもの深いふかーい意味がある。」

「糸を繋げることもムスビ、人を繋げることもムスビ、時間が流れることもムスビ、ぜんぶ同じ言葉を使う。それは神様の呼び名であり、神様の力や。ワシらの作る組紐も、神様の技、時間の流れそのものを顕しとる」

“よりあつまって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。それが組紐。それが時間。それがムスビ。”(小説の一部より引用)


どうやら僕には知らないふかーい意味が「結」にはまだまだあるようだ。
今回言いたいのは、「ムスビ」の大切さ。
つまりは人のつながり、時間の流れでもある。

 

もうひとつ引用を。
僕の大好きなアーティストの一人であるmiwaの 結 の歌詞より。


信じること
あなたのなかに 眠ってる力に気づいて
あきらめないで
無駄なことなんて なにひとつないって思い出して
僕たちは なにより強い絆(きずな)で結ばれている


この一節も深く考えさせられた。
無駄なことなんてなにひとつないからこそ、無駄にできない。そう思う。

そして次の写真を見てほしい。


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2人が共演し、出会ってくれたことが本当に嬉しかった。
2人の存在を知ったことで、ここ数年がちょっぴり豊かになったし、楽しみが増えた気がする。
もう感謝しかない。

 
さてみなさんはどんな“ムスビ”に感謝できますか?

握手会の意味

あなたはどう思いますか?


私が乃木坂46の握手会に行くようになったのはここ1年くらいですが、なぜかはあまり気にしたことがありませんでした。

 

乃木坂46の存在を知って、自然と握手会へも行きたいと思うようになり、最初は全国握手会というCDに付いてくる券で握手できるものに行ってみました。

 

実際に会場へ行ってみると人の山。
これだけのファンがいるのかと、改めてファンの数の多さに圧倒された瞬間。

 

初めてはやっぱり生田絵梨花さん。
実は乃木坂を知ったきっかけも生田さんでした。
何かの歌番組?だったか記憶は定かではないのですが、ピアノを弾いている姿に惹かれました。
一目惚れってやつです。

 

気になるとすぐにいろいろと知りたくなるのが私の癖。
過去の番組を観るなり、ブログなりを読んで人柄を知るようになります。

 

いろいろと知っていくうちに握手会という存在まで知ってしまいます。

画面の中でしか見られなかった人間に実際に会うことができ話までできるのか、と。

 

正直最初は怖かったです。

 

しかし生田さんは気さくでした。
今でもあの数秒は忘れられません。

 

ブログタイトルへの私なりの答えにもなりますが、
応援したい人に直接声を届けられるってこういうことなのかなと思いました。

私の言動、雰囲気を目の前のアイドルが見て反応までくださる。
当たり前だけど凄いことだと思いません?

 

応援の仕方は人それぞれかもしれませんが、私にとって大切な応援の形です。

 

ここ1年で享受できた感動を糧にして、いい経験として、今後も頑張っていけたらなと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございます

 

それでは。

はじめまして

初めまして、けんじと申します。

このブログでは…
乃木坂46のこと
生田絵梨花さんのこと
を中心に、思ったことを自分の言葉で書いていこうと思います。

Twitterでも呟いておりますが、それ以上に私の脳内では思うことがたくさんあります。

アメブロからの移行なのですが、個人的に残したくない記事もあったので、どうせなら新しくしちゃおうと始めたはてなブログです。

 

以前からの読者はもちろん、これから新しく読んで下さる方まで、楽しく読んでもらえるように頑張りますのでどうかよろしくお願いします。